生活環境の悪さ
生活環境を
改善するだけで
髪はきれいになります
髪や頭皮は外からのケアだけでなく、身体の内部のケアをすることで、これから先ずっと生えてくる髪がきれいになるのです。以下のことをしっかり守っていつまでも、これからも若々しく素敵でいましょう。
❶紫外線になるべく当たらない

紫外線は一番悪玉活性酸素が大量に発生します
とくに「紫外線と水」です。さらにプールは塩素が多く含まれているので、外でプールの水を頭からかぶっていることが一番危険かもしれません。悪玉活性酸素は、白髪、抜け毛、薄毛、細毛、艶のないシワ髪などを引き起こす怖いものなのです。

外出するときは日傘や帽子などで頭皮を守る
通勤や通学、外を歩く時なども同じです。紫外線=酸化=老化。こうなる前に毎日の少しのケアで、いつまでも若く素敵でいましょう。
❷適度な運動をする

運動不足が抜け毛や薄毛に影響するのです
私たちが食事によって得たエネルギーの大半は血液に乗って全身に運ばれます。したがって、血行が悪くなれば、全身にくまなく栄養を運ぶことが難しくなっていきます。特に頭皮は頭のてっぺんにあり、ポンプの役割をしている心臓から離れているので血行不良による影響を受けやすい体のパーツです。

とくに育毛のために良い運動は有酸素運動です
有酸素運動とは主に、軽いジョギングやウォーキング、ヨガ、サイクリング、水泳などと、日常生活で歩く機会や階段を意図的に増やしたり、ストレッチをするのもおすすめです。
いつから始めるのか?明日より今日(今日の方が若い)がおススメです。若いうちからしっかり身体ケアしましょう。
❸暴飲暴食を避ける

暴飲暴食した分だけ障害を受けるのは肝臓です。
肝臓機能の低下=髪の主成分「ケラチンの低下」
タンパク質は髪の毛だけでなく血管など体中の細胞の元となります。タンパク質を食事で摂取すると、食材に含まれているタンパク質が小腸でアミノ酸に分解され、肝臓で蓄えられ、髪の生成に必要なタンパク質が作り出されます。
つまり、肝臓は髪の毛に必要なタンパク質を作り出し、血液を通して毛根に運ぶ役割をしている重要な臓器なのです。
そのため、肝臓が弱ってその機能が低下していれば、髪の生成が正常に行われず薄毛になるのです。

肝臓に負担がかかる行為
・ご飯やパン、お菓子や麺類などの炭水化物、揚げ物ばかりの食生活は脂肪肝となり肝炎を発症することがあります。
・一番肝機能の働きを悪くしてしまうのが過度な飲酒です。長年続けることにより肝臓に脂肪がたまり脂肪肝となり、肝機能が低下します。
・睡眠不足やストレスにより、ノルアドレナリンが肝臓を活発に働かせます。
そうすると、肝臓に負担がかかってしまいます。
❹バランスの取れた食事をする

食品添加物の少ないバランスのとれた食事が大切
ジャンクフードや揚げ物など脂っぽいものを日常的に食べている方は頭皮の皮脂の分泌量も多くなります。そうなると皮膚を含む体全体が酸化しやすくなるため老化体質になりやすくなります。
「髪のアンチエイジング」には、バランスのとれた食事などで摂り入れる栄養素が重要です。サロンでの頭皮ケアやホームケアは必須ですが内面的な頭皮ケアも重要です。頭皮の状態に負担をかける有害物質をデトックスして必要な栄養素をしっかりと摂り入れましょう。

頭皮のメラノサイトの働きを正常にする栄養素
・タンパク質…乳製品、肉類、魚介類、卵、大豆など
・ビタミン…ビタミンA,E,C,F(血行をよくして抜け毛を防ぐ)、レモン、オレンジ、キンカン、さくらんぼ、いちごなどの柑橘類にんじん、かぼちゃ、小松菜、ほうれん草などの緑黄色野菜、胚芽米、玄米、ごま、ナッツ類、紅花油など
・カルシウム…乳製品、小魚、海藻類、大豆、ごま、大根やかぶの葉、小松菜など
・亜鉛…牡蠣、海藻類、レバー、肉類(赤身)、ナッツ類、大豆、ごま、ほうれん草など
・ヨード…ひじき、わかめ、のり、とろろ昆布、もずく
・チロシン…チーズ、納豆、豆腐、バナナ
❺早寝早起きで最低睡眠時間

早寝早起きが大切。最低睡眠時間は?
男性は最低6時間、女性は8時間はとる。睡眠中にはメラトニンというホルモンが分泌されます。これには体内の活性酸素を除去する働きがあります。たっぷりと睡眠をとることは、体内の細胞を正常化し、それにより白髪、細毛、抜け毛の予防にもつながります。

寝ている間の成長ホルモンで髪は育ちます。
夜遅くまでスマホやPCによるブルーライトを浴びることで脳を活性化させてしまい、自律神経が乱れます。最初の90分間でいかに質の高い睡眠がとれるかどうかが、成長ホルモンの分泌に大きくかかわってきます。
成長ホルモンは深い睡眠の時にたくさん分泌され、深い睡眠は寝付いてからの3時間に集中的に現れます。これを、ゴールデンタイムとも呼んでいます。ゴールデンタイムで質の良い睡眠をとりましょう。

メラトニンは質の良い睡眠に必要です
メラトニンには抗酸化作用やアンチエイジング作用、抗がん剤作用などがあります。
メラトニンは血管に作用して血圧を下げ、動脈硬化を遅らせます。メラトニンが骨に働くと、骨を作る細胞(骨芽細胞)を元気にして、骨を壊す細胞(破骨細胞)の活動を抑えることで、骨粗しょう症を予防します。メラトニンには神経細胞を守る働きもあり、アルツハイマー病の予防や治療ができる可能性もあります。メラトニンを増やすために必須アミノ酸「トリプトファン」を多く摂ることをおすすめします。
※トリプトファンは牛乳、乳製品、豆、豆製品、肉、バナナ、アボカドなどに多く含まれています。

睡眠と肥満には密接な関係があります
肥満度は7~8時間眠る人が最も低く、それより睡眠時間が短くても長くても肥満度が高くなります。7~8時間睡眠の人に比べて5時間睡眠の人は肥満率が50%アップし、4時間以下の睡眠では73%も上昇します。また、夕食は就寝時刻の3時間前には終わるようにしましょう。
胃腸の働きが少し落ち着いてから寝床に入るとぐっすり眠れます。
夜遅くに夕食を摂らざるを得ない人は、夕食を夕方と深夜の2回に分ける「分食」を試してみてください。
❻ストレスをためない

ストレスは血管を収縮させ血行不良を起こします
頭皮が血行不良になると、毛乳頭(髪を作り出す細胞の一部)に栄養や酸素が運ばれなくなるだけでなく、ストレスを軽減するために、健康に髪が生えるために不可欠な亜鉛を消費してしまいます。亜鉛は男性型脱毛症AGAに大きく関係している5αリダクターゼの働きを抑える役割があり、5αリダクターゼが増えるとAGAを発症してしまいます。

亜鉛不足にならないような食事を心がけましょう
そのため、健康な髪の毛を作るために不可欠な亜鉛を消費してしまうストレスは薄毛になる危険があるといえます。また、ストレスにより自律神経が乱れると暴飲暴食や皮脂の分泌が活発になり皮脂過剰を起こします。皮脂過剰になると過剰な皮脂により毛穴が詰まり、「薄毛 抜け毛 かゆみ フケ 臭い」の原因にもなります。
亜鉛は「牡蠣 海藻類 レバー 肉類(赤身) ナッツ類 大豆 ごま ほうれん草」などで摂取できます。
❼腸内環境を整える

腸内環境と髪の毛には密接な関係があります
なぜなら、腸内は摂取した食事を分解して、栄養素を吸収する場所だからです。腸内を健康な状態にすることは、髪の健康に繋がります。具体的には、「成長促進」「免疫力向上」「新陳代謝」といった効果が期待できますので、「薄毛予防や抜け毛予防」「頭皮の環境改善」「髪にツヤとハリを出す」です。腸内環境を整えるために重要なのが食事です。

腸内環境を整える食品を多く採りましょう
・ヨーグルト・・・乳酸菌は腸内の善玉菌を増やす働きを持っているので腸内の善玉と悪玉のバランスを整えてくれます。
・食物繊維・・・腸内の善玉菌の栄養源となるため、善玉菌を増殖させます。野菜(ごぼう、にんじん、芽キャベツ、おくら、ブロッコリー、ほうれん草キノコ類、里芋)、こんにゃく、海藻類、バナナ、リンゴ、柿などの果物にも含まれています。
・発酵食品・・・微生物や細菌の力によって発酵させた発酵食品も腸内の善玉菌増加に効果的です。納豆、キムチ、ぬか漬けなど。
❽飲酒、喫煙を控える

過度な飲酒や喫煙は健康と髪に良くありません
特に喫煙は、ニコチンの作用により血管が収縮し、頭皮の血行不良を招くだけでなく、育毛に必要なビタミンCまで奪ってしまいます。

タンパク質が少ないと髪は薄く細くなります
アルコールは体内で分解されるときに多くの栄養を使うため栄養が頭皮まで行き届かなくなり、髪の毛の成長が滞ってしまいます。また、過度なアルコール摂取により肝機能が低下し、髪の毛の主成分となるタンパク質が作られなくなってしまいます。
ほかにもまだあります
知っておくと
良いこと
〇フェイスラインも若返る!頭皮の保湿

頭皮が下がると目尻は3㎜下がると言われています
逆に頭皮がきちんと保湿され健康的な状態であれば、頭皮は全体的に厚みが出ます。
そうすることで、筋肉の上にある頭皮が持ち上がり、お顔のたるみ改善につながってくるのです。
頭皮のお手入れ状況によって頭皮の厚さは2㎜から6㎜にも変わってきます。
もともと頭皮には厚みがあり、体の中でも重力の影響を受けやすいパーツです。
乾燥が進むと、頭皮の水分が少なくスカスカな状態になるため、さらに頭皮が下がる原因になります。
頭皮と顔は皮一枚でつながっていますので、フェイスライン、ほうれい線、首のシワまでも、頭皮が下がることによりどんどん加速します。また、重力によって押しつぶされた頭皮は硬くなり薄くなり血行不良を起こします。そうなると当然、細毛や白髪も増えてきます。
頭皮の保湿ケア次第でお顔のシワやたるみは大きく変化し、健康で美しい髪を育てることができます。潤いのある頭皮は、指で触ると弾力があります。

ふっくらとした健康的な頭皮のために保湿はどうしたら良いか?
まずは日々のシャンプーです。
自分の頭皮、髪に合う「質の良い」シャンプーを選びます。
質の良いシャンプーとは洗浄力は優しく保湿力の高いシャンプーです。使用感などを含めると「アミノ酸系」が一番良いです。
質の悪いシャンプーとは洗浄力がやたらと強い化学成分がたくさん入ったシャンプーです。
市販のシャンプー剤は一般的に低価格で泡立ちの良い(低価格で大量生産できる)シャンプーがほとんどです。
しかし、洗浄力の強すぎるシャンプー剤は頭皮の必要な油分まで取ってしまい、頭皮から皮脂が出てきてしまう皮脂過剰を起こしてしまいます。すると、皮脂が毛穴に詰まり、フケ、かゆみ、臭い、さらには薄毛、抜け毛の原因になってしまいます。
また、市販のシャンプー剤に含まれる界面活性剤は洗濯洗剤に使われるものと同じのものもあり、繊維の奥まで入り込む性質があります。つまり、頭皮の毛穴から体内にまで入ってきてしまうのです。
女性は子宮に溜まると言われており、その中で育った子供に悪影響を与えてしまうと言われています。
男性では不純物をため込む肝臓に溜まると言われており、それが蓄積するとアレルギーを引き起こします(喘息、アトピーなど)。昔は喘息やアトピーは子供の時になる病気でしたが、大人になるにつれて大概の人が治ってしまうのです。しかし現代ではそういった化学物質を知らぬ間に体内にため込んで、大人喘息や大人アトピーになる人が増えています。
ご自身ではなかなか頭皮は目で見えませんのでプロの目で見てもらい、頭皮に合った質の良いシャンプーを選んでもらうようにしましょう。

頭皮用トリートメント、頭皮用化粧水、頭皮用美容液でしっかり保湿。マッサージも。
保湿するには、頭皮用のトリートメント、頭皮用化粧水、頭皮用美容液(頭皮用と表記されていないものは頭皮にはつけてはいけません)があります。毎日使うものだからこそ自分に合ったアイテムを選び、顔と同様に頭皮も保湿する習慣をつけましょう。乾燥すると髪の発育の妨げや、頭皮が干からびてシワシワになったりして、そこから顔のシワやたるみにつながってしまうのです。また、頭の筋肉はとても少なく勝手に動きません。手でほぐさなければ凝り固まって血行が悪くなり、健康的な髪が生えにくくなる悪循環になってしまいますのでマッサージは必ず行いましょう。シャンプー前のブラッシングもおすすめです。
〇更年期と女性ホルモンの関係性

更年期の女性は薄毛の危険性が高いのです
更年期の女性はなぜ薄毛の危険性があるのかというと、髪と女性ホルモンのエストロゲンはとても深い関係があるからです。
女性は閉経を迎える50歳前後で女性ホルモンのエストロゲンが急激に減少するといわれています。女性ホルモンといわれても、目に見えないのでわかりずらいと思いますが、エストロゲンには髪の成長や毛周期の長期期間のキープ、頭皮の血流改善を果たす役割があります。
そのため、エストロゲンが減少したら、休止期が長くなり髪の成長期が短くなることにより、髪が痩せ薄毛になる危険性があります。
また、エストロゲンが減少すると、徐々に頭皮の毛穴からの本数が減り、髪全体のボリュームがなくなってしまいます。
そして、女性特有の脱毛症である「びまん性脱毛症」もエストロゲンの減少により引き起こされています。
残念ながら女性ホルモンを増やす方法は現在ありませんが、バランスのよい食事、良い睡眠、適度な運動が良いとされています。
〇女性の脱毛症

びまん性脱毛症の特徴
「髪全体のボリュームが減ってきた…」「分け目が広くなった感じがする」「地肌が透けているような気がする」と、変化を感じたら、それはびまん性脱毛症かもしれません。
びまん性脱毛症とは、全体的に髪の密度が低下する、女性に多く見られる脱毛症の総称をいいます。生え際が後退するのではなく、髪全体が薄くなるのが特徴です。また、円形脱毛症などと違い、脱毛の境界がはっきりしないのも特徴のひとつです。明らかな軟毛化をともなわない若年性の脱毛症も、またびまん性の脱毛と分類されています。
びまん性脱毛症になる原因は大きく分けて2種類あります。
まず一つ目は「FAGA(女性の男性脱毛症)」です
薄毛に悩む女性の約半数が、このタイプといわれています。FAGA(女性の男性脱毛症)は、加齢により女性ホルモンが減少し、相対的に男性ホルモンが優位となったホルモンバランスに起因すると言われていますが、女性の場合は男性型の要因とされるホルモンの影響以外にも複数の要因が関係していることがあると言われています。
通常は、生え際から後頭部にかけて抜け毛が増え、同時に毛髪が軟毛化。地肌が透けて見えるようになります。っまた、特定の部位ではなく、全体的に脱毛が進むことも珍しくないようです。
二つ目は「休止期脱毛症」です
頭皮全体の毛量が少なくなる、女性特有の脱毛症。休止期脱毛症は、ヘアサイクル上で、通常は休止期(古い毛が抜け落ちる時期)にある10%の毛髪が、20%ほどに増えることで起こります。FAGAのように短い軟毛ではなく、長い硬毛が頭部全体から脱毛するのが特徴です。
こちらも特定の要因は解明されていませんが、精神的ストレスや疲労、過度のダイエット、加齢、甲状腺疾患や貧血、常備薬による副作用などが要因ではないかと言われています。
FAGA(女性の男性脱毛症)も休止期脱毛症においても、原因が特定しきれないため、決定的な対策がなかなか取りにくいものです。しかし、ストレスをためないこと、バランスの良い食事を摂ること、良質な睡眠を取ることなど、生活習慣を見直すことで改善する場合があると言われています。